第15巻3643番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3643番歌
巻 | 第15巻 |
歌番号 | 3643番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (熊毛浦舶泊之夜作歌四首) |
原文 | 於吉敝欲里 布奈妣等能煩流 与妣与勢弖 伊射都氣也良牟 多婢能也登里乎 |
訓読 | 沖辺より船人上る呼び寄せていざ告げ遣らむ旅の宿りを |
かな | おきへより ふなびとのぼる よびよせて いざつげやらむ たびのやどりを |
英語(ローマ字) | OKIHEYORI FUNABITONOBORU YOBIYOSETE IZATSUGEYARAMU TABINOYADORIWO |
訳 | 沖の方を都に向かってのぼって行く船がある。その船人を呼び寄せて、妻に言付けをしたい。旅の宿りのこのわびしさを。 |
左注 | 一云 多妣能夜杼里乎 伊射都氣夜良奈 |
校異 | – |
用語 | 遣新羅使、天平8年、年紀、羈旅、山口、上関町、望郷、異伝 |
第15巻 3643S1番歌(異伝歌1)
題詞 | (熊毛浦舶泊之夜作歌四首)一云 |
原文 | 多妣能夜杼里乎 伊射都氣夜良奈 |
訓読 | 旅の宿りをいざ告げ遣らな |
かな | たびのやどりを いざつげやらな |
英語(ローマ字) | TABINOYADORIWO IZATSUGEYARANA |
訳 | 旅の宿りなどを書いて、妻に言付けをしたい。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 遣新羅使、天平8年、年紀、異伝、羈旅、山口、上関町、望郷 |